2017-03-02

桃の節句に食べる郷土菓子「りんまん」


愛媛には桃の節句にいただく郷土菓子があります。その名も「りんまん」。



色付けしたもち米が模様のように散りばめられていて、見た目がとってもかわいい和菓子。お饅頭かと思ったら餅菓子で、持った瞬間もっちもっちしてビックリ。中には優しい甘さのこしあんが入っています。

わたしが訪れたお店は松山市内にある白石本舗
明治16年創業の由緒ある和菓子屋さんですが、お店の前に看板などはなく大通りからも一本入ったところにあるので、訪れる方は場所を予め調べておいた方が良いかもしれません。

わたしは近くのガソリンスタンドのお兄ちゃんに教えてもらって、やっとたどり着きました。(笑)




お店の方によると、初節句の場合は3月3日にいただき、それ以外は4月3日に食べる方がおおいとのこと。そう、愛媛では月遅れの4月3日に雛祭りをする風習があるんです。




包み紙には、道後温泉や遍路寺、坊っちゃん列車などが描かれており、ちょっとした手土産や贈り物にも喜ばれそうです。

愛媛のやさしい銘菓、またひとつ見つけました。


●白石本舗
愛媛県松山市本町4-1-6
日曜定休
駐車場あり
http://shiraishi-honpo.com/