2017-07-27

ワークショップ「デザートフォークづくり」終了しました


7月25日、「愛媛の木でつくるデザートフォーク」のワークショップ、お陰様で終了しました。




平日の開催だったので、どれくらい参加者が集まるか当初は不安だったのですが、夏休み時期ということもあって満員御礼の20名が参加してくれました。

子ども達を合わせると26名くらいいたので、賑やかでとーっても楽しい時間でした!




開催前には協和酒造の酒蔵のプチ見学会をして、みんなで先ずは自己紹介を。

その後、講師の山口俊道さん(山口工房)に木の説明や、カッターの使い方、削る時のポイントなどをお聞きしながら、実演をしていただきました。




そして、いよいよ製作タイム。

今回は、デザートフォーク(2本)かクロモジ(4本)のどちらか好きな方を選んで製作していただく予定でしたが、なんと両方に挑戦する方も!




デザートフォークは、山口さんが粗削りしてくれたものを、先端や枝の部分をカッターで削っていき、ある程度形ができたら紙やすり磨いて仕上げていきます。




途中、左手でカッターを使わなければいけない難しいところもありますが、木を削っていくうちに力の入れ具合や感覚などのコツを掴み、子ども達もぐんぐん上手に!




クロモジは固く、削るにはある程度の力が必要なので、木の綿を取る場面では「手が痛い~」という声も。

でも削ると、楠のような良い匂いにふわ~と包まれます。




製作中には、「これで和菓子をいただこう」「ケーキを食べるんだ!」そんな声が聞こえてきて、思わずにんまり。具体的に想像しながら製作するって大事ですよね。

しかも、「このワークショップを後でまとめて自由研究にするんだ!」と言ってくれた子も。夏休みの宿題に少しでも協力できたような気がして、私も嬉しい気持ちになりました。




今回は、小さなお子様連れの方もいたので、床にピクニックシートを敷いた小さなチャイルドゾーンもつくりました。動き回る子ども達をお世話しながら、クオリティの高いフォークをつくったママたち。さすがです。




後半、集中力がちょっと途切れてきたところで、協和酒造さんの冷たーい甘酒をいただきました。さらに美味しくなる+@の飲み方として、すりおろしたショウガも一緒に!

杜氏の谷口さんから、甘酒の製法についてのお話もしていただきました。




愛媛のお米からつくられている協和酒造の甘酒はすっきりとした優しいお味で、疲れた体に染み入る美味しさでした!(+@のショウガも、また美味でした!)





甘酒でエネルギーを補充したら、最後の仕上げへ。

紙やすりで磨いてツルツルにしたり、柄を切って好きな長さに調節したり、なかには柄の先端をデザイン的に加工する方も!

シンプルなかたちでもそれぞれ個性が出ていて、山口さんも「おぉ~、かっこいいね~!」と、参加者たちの仕上がりに驚いていました。




皆さんがつくったフォークやクロモジの写真を撮るのをすっかり忘れてしまったのですが、参加者の皆さんがそれぞれインスタにアップしてくれた写真をNowvillageのインスタでリポストさせていただいたので、良かったら見てみてください。




土用の丑の日に開催した真夏のワークショップは暑かったけれど、とっても濃厚で楽しい時間となりました。

ご参加いただいた皆さま、会場を提供してくださった協和酒造さん、そして丁寧に準備してくださった講師の山口さん、本当にありがとうございました!




ワークショップ終了後、山口さんが「次はバターナイフづくりをしたいね~」とポツリ。(やったー!)

という事で、次のワークショップもきっとありますので、どうぞお楽しみに~!