10月30日、ワークショップ「和紙染でつくる砥部焼」を開催しました。
会場は、道後にあるショップ&カフェ歩音(アルネ)。ワークショップは2階のカフェスペースで開催させていただきました。
先ずは、みんなで自己紹介をした後、講師の長戸純子さん(長戸製陶所)から、絵付けの手順や絵の具の使い方、筆の運び方や気を付けることなどを、実演を交えつつ説明をしていただきました。
そして、いよいよ製作スタート!
それぞれ思い描いたデザインの下絵を描いて、和紙をチョキチョキとはさみで切っていきます。
それを素焼きしたうつわに置き、移動させたり、模様を追加したり、配置を変えたりしながら、デザインを決めていきます。
イメージが固まったら、いよいよ和紙に絵の具を染み込ませていきます。今回使った絵の具は、青と緑と黒の3色。
ポイントは、筆にふくませる絵の具の量。
でも、絵の具の量が多過ぎて滲んでしまっても、少なすぎてちょっと擦れてしまっても、そこは愛嬌。逆に、和紙染らしい風合いが出来上がり、想像していた以上に面白いテクスチャーが生まれることも!
「この絵付けに失敗はありませんので、偶然生まれてくる風合いも楽しんでくださいね!」という講師の長戸さんの優しい言葉に背中を押されながら、絵付けもいよいよ終盤に。
こ~んな可愛いお月見のウサギさんや、
重ねた風合いと色味がカッコイイ(!)素敵なデザインや、
音楽が好きという理由からエレキギターをモチーフにしたデザインや、
ご実家が鮮魚店を営んでいるため鯛や松などの縁起の良いデザインなど、
他にも、動物やキャラクター、花や植物、丸や三角を並べて抽象的にデザインしたものなど、本当に発想豊かなデザインがたくさん出来上がりました!しかもみんなクオリティが高い!
今日絵付けしたうつわは、12月の焼き上がりになる予定です。完成品を手に取るまで少し時間が空きますが、焼き上がりを待つのもうつわをつくる醍醐味のひとつ。どんな風に出来上がるのか、楽しみに待ちたいと思います。
ご参加いただいた皆さま、会場を貸してくださった歩音さん、そして講師の長戸さん、本当にありがとうございました!次は11月13日です。(←既に定員になりましたので、ご了承ください。)