2017-10-08

稲刈り体験を開催しました


10月8日(日)「しめ飾り職人上甲さんに学ぶ稲刈り体験」を開催しました。




5月にみんなで手植えした稲は、たっぷりとした穂を実らせ、こんなきれいな黄金色になっていました。(良かったー!)




今回は大人10人(プラス子供3人)が参加してくれましたが、稲刈り初体験の方が殆どだったので、鎌の使い方や刈った稲をまとめる縛り方などを上甲さんに教えてもらいながらスタート。




稲の結び方ひとつでも、力の入れ具合や身のこなしにコツがあります。

農作業は、地道な作業の連続。少しでも効率良く進めるためには、次何をするかを考えながら無駄のない動きを心掛けることが大切なのだそう。




そんな上甲さんの作業スピードは、驚くほど速い、速い!

約60年、お米づくり(藁づくり)をしながら、技や段取りを体得してきたのだから比べようがないのだけれど、とにかく機敏で無駄のない動きは見ているだけでも爽快で、圧倒されてしまいます。(そしてカッコイイ!)




(↓ ここからは、参加してくれた市毛さん(メルカドデザイン)が撮ってくれた写真を掲載させていただきます。市毛さん、ありがとう!↓)

稲を刈り終えたら、今度は稲木に吊るして干していきます。




簡単なようだけど、バランスがとっても難しい稲木掛け。稲の縛りが弱かったり、ぎゅぎゅっとしっかり詰めて吊るしていかないと、ぐら~んと揺れて風で落ちてしまうこともあるそう。




朝10時から午後2時までかかって、なんとか終了!

想像していたより大変だったので疲労で足がフラつきましたが、た~くさん汗をかいたので部活の後のような清々しさと達成感がありました。

記念に柿を持ってみんなでパチリ!(「稲刈り、終わったぞー!」という安堵の表情。笑)




上甲さんが手刈りにこだわるのは、機械よりも良い状態で稲を保つためですが、こうした手間と労力が美しいしめ飾りをつくり出しているのだと作業を通し改めて実感することができました。(上甲さん、本当にすごいー!)




秋晴れの気持ちいい、とっても濃厚な1日でした。
上甲さん、参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました!




次は、年末にしめ飾り作りができるかな~。



<おまけ>
美味しくいただいたお昼の写真。黒米と餡子ときな粉のおはぎと、ホクホクの新米。新米は参加してくれた矢野ちゃん(民芸かりん)が土鍋で炊いてくれました。(土鍋はやっぱり美味しいね!)