2018-03-26

【茨城編】わたしの郷土料理


今更ながら、茨城の郷土料理について復習中。

生まれ育った地域の料理って、小さい頃から当たり前のように食べてきたものばかりなので、なかなか客観的になれず「えっ、これ郷土料理だったんだ!?」というメニューもたくさん…。




でも中には、2月の初午にいただくお祝い膳で鮭と節分の豆でつくられた「すみつかれ」や、秋刀魚とネギと味噌でつくられた漁師料理の「パタイ焼き」など、わたしの母も知らなかったようなメニューもあって、新鮮な気持ちで茨城の食に触れています。




先日は、どうしてもおからが食べたくなって、近所の小さなお豆腐屋さんへ。

お豆腐2丁と豆乳2つを買ったら、おからと油揚げをサービスしてくれたので、こんなに買ってなんと440円!安~い!!




ルンルンで家に帰り、早速おからづくり。

レシピは、やの家(愛媛・松山)のかちこさんから教えていただいたもので。(わたしの産後は、心身ともにやの家のおからに助けられてきたのです。)しっとり甘くてホロホロと優しいかちこさんの味。さすがに全く同じ味とはいきませんが、練習の成果もあって(笑)ちょっとだけ近づいてきたかも。あぁ、美味し~。




せっかくなので全粒粉を使ったシンプルで美味しいやの家の丸パンも焼いて(今日は特別にレーズン入り!)、愛媛の味をここ茨城で再現。




料理は得意!という訳ではないし、さほど自信もないけれど、料理したり食べながら、メニューを教えてくれた人の顔や言葉、その時のいろんな記憶がよみがえるのが好き。そして美味しそうに食べてくれる人の笑顔も好き。




その地域の材料で、その地域(人)独自の製法で、「美味しい、嬉しい、ありがとう」を受け継いでいくのが郷土料理だとするならば、わたしの中にも少しずつわたしなりの郷土料理ができているのかも。

食のたのしさを教えてくれた母やかちこさん、みんなに感謝しつつ、今日も楽しくいただきまーす。